
このところ晴天続きで初夏らしい青空と新緑のまぶしい毎日。コロナウイルス感染が嘘のような爽やかな日々だが、感染は深く広く蔓延しているのは間違いないので、皆さん気を緩める事なく『ゴールデンウィーク』も今年だけは『サイレントウィーク』のつもりで過ごして下さい。
そんな中、奇跡的に唯一延期も中止もなく開催されている競馬。今週は日曜日に京都競馬場で伝統の長距離GI『天皇賞(春)』土曜日にはダービーへの挑戦権を掛けた『青葉賞』が東京競馬場で行われる。今回は青葉賞の重賞チェック。

● 青葉賞(GⅡ) 芝 2400m
出走馬
アイアンバローズ 牡3 56 武藤
アピテソーロ 牡3 56 江田照
アラタ 牡3 56 大野
ヴァルコス 牡3 56 三浦
オーソリティ 牡3 56 ヒューイットソン
コンドゥクシオン 牡3 56 石橋脩
サーストンカイドー 牡3 56 内田博
ダノンセレスタ 牡3 56 丸山
ディアスティマ 牡3 56 津村

ディアマンミノル 牡3 56 蛯名
フィリオアレグロ 牡3 56 レーン
フィロロッソ 牡3 56 田中勝
フライライクバード 牡3 56 福永
プリマヴィスタ 牡3 56 石川
ブルーミングスカイ 牡3 56 北村宏
メイショウボサツ 牡3 56 吉田豊
レアリザトゥール 牡3 56 武士沢
ロールオブサンダー 牡3 56 田辺

本命はフライライクバード。距離が2400に延びた未勝利戦、1勝クラス戦と連勝。特に前走のアザレア賞はスタートから好位に付けるも、序盤でスズカキングに寄られて後方からの競馬に。
更に3、4コーナーにかけて一気に外から上がって先団に飛び付き直線で先頭に近づいたところで再び、武豊のスズカキングの斜行で接触しかける不利。しかし、すぐに態勢を立て直して外から猛追して勝負強さを見せ付けた。
ダービーでは皐月賞馬コントレイルに騎乗が決まっている福永が、敢えて地元のGI天皇賞を捨てて選んだ馬。ダービーには乗れなくても長距離戦での先を見据えている。
2番手にはフィリオアレグロを推す。前走は新馬戦を勝ったばかりでいきなり重賞。さすがに荷が重かったかダーリントンホールにあっさり敗れてしまったが、まだキャリア2戦。まだまだ伸びしろがある上に馬体重プラス18キロと重かったか。今週の調教が良かった上に、比較的に前に行けるのも面白い。
あとは、オーソリティ。新馬、オープン戦と2連勝。少頭数とはいえ逃げるウインカーネリアンを直線余裕を持って交わした脚は秀逸。続いてホープフルステークス、弥生賞と強敵相手に戦った経験は貴重。このメンバーなら一着争いに加われる。比較的堅いレースになりそう。
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