
先週に続く東京競馬場5週連続GⅠの第2弾ヴィクトリアマイルが行われる。人気はアーモンドアイに集中しそうだが、既に3歳時の絶対的強さは失われ、混戦模様。
更に、土曜日には5週連続GⅠの最後を飾る安田記念の前哨戦、京王杯スプリングカップが行われる。だいたいお馴染みのメンバーが揃った感じだが、その京王杯スプリングカップをチェックしてみる。
● 京王杯スプリングカップ GⅡ 芝1400m
出走予定馬
エントシャイデン 牡5 56 松山
グルーヴィット 牡4 56 Mデムーロ
ケイアイノーテック 牡5 57 石橋脩
ショウナンライズ 牡7 56 和田
ステルヴィオ 牡5 57 川田
ストーミーシー 牡7 56 田辺
セイウンコウセイ 牡7 57 内田博

タワーオブロンドン 牡5 58 ルメール
ダノンスマッシュ 牡5 56 レーン
ドーヴァー 牡7 56 三浦
ライラックカラー 牡5 56 武豊
ラヴィングアンサー 牡6 56 吉田豊
レッドアンシェル 牡6 56 福永
来月の安田記念を狙うメンバーが集結。マイル戦線は1200mから1600mまでこなすスプリンターと、1400mから1800mまでを守備範囲とするマイラーに二分される。インディチャンプ、アーモンドアイが後者としたら、京王杯スプリングカップの有力馬のタワーオブロンドン、ダノンスマッシュなどは明らかにスプリント組に属する。
京王杯杯スプリングカップの本命はズバリ、ダノンスマッシュ。この馬は1200mと1400mでこそ輝くスプリンターで、マイルは距離が長い。その上、底力のせいかGⅠでは少し荷が重い。安田記念前の前哨戦こそがこの馬の稼ぎ時とも言える。初めて手綱を取るレーンの乗り方次第では勝機濃厚。

2番手は先行から安定したレース運びが身上のレッドアンシェル。1600万下で足踏みしたが、昨年CBC賞を福永を背に初の重賞制覇。とにかく、福永との相性抜群で5勝全てがこの鞍上。56キロなら好調な福永に導かれてアッサリ強豪を抑える可能性もある。
このメンバーでタワーオブロンドンを外す訳にもいかない。使った距離は1200m~1600mまでだが、1400mは負け無しの3連勝。この馬もダノンスマッシュ同様にマイルよりこのレースが狙いどころなのだろう。58キロは少しキツいが2戦続けて馬券圏内から外れる事は許されないレベルの馬。
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