
あと1週間で現3歳世代の頂点を目指す戦いが終わる。『ダービーに始まりダービーに終わる』と言われるくらい特別なレース。願わくばオークス同様に良馬場での戦いを期待したい。幸い週間予報では日曜日まで雨の心配はなさそうだが……。
さて、オークス。1957年ミスオンワード以来63年ぶりという桜花賞、オークス無敗2冠の大記録を打ち立てたデアリングタクトと松山騎手には素直に拍手を送りたい。

● オークス
1 4番 デアリングタクト 松山
2 16番 ウインマリリン 横山典 1/2
3 7番 ウインマイティー 和田 クビ
4 6番 リアアメリア 川田 3/4
5 12番 マジックキャッスル 浜中 3/4

11番リリーピュアハートの躓きはあったが、ほぼ横並びのスタートからインに誘導されたデアリングタクト。位置を下げて向こう正面では12、13番手の内。そのままじっと脚を貯めて馬順が変わらないまま4コーナーから直線。
内から進路を見つけるのに右往左往していてロスはあったが、ゴール200メートル前で馬と馬の中を割ると、松山の鞭に応えてグイグイ伸びて上がり最速33.1でウインマリリンに1/2馬身差を付けてゴール。

2着はウインマリリン。スタートから積極的に内に切り込みながら、逃げるスマイルカナから離れた2番手を確保。4コーナーで外の馬に一気に来られて位置を下げたが、直線最インを突いて息を吹き返し、進路を探すデアリングタクトを尻目に勝利を目指したが、最後に勝ち馬の底力に屈した。
好スタートから内に進路を求めたウインマイティー。道中は5、6番手のインという最高のポジション。4コーナーから外目に出して、直線は上位3頭の中で最もスムーズに進路を確保して伸びたが惜しい3着。対して、2番人気に推されたデゼルは後方のイン。道中は内から外に持ち出して直線外から追ったが、思った程には伸びずまさかの11着。
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