
夏競馬に入って一気に新馬戦が脚光を浴びるようになってきた。先週は函館、福島、阪神競馬場で土日合わせて9レース。また、2歳未勝利戦も始まった上に来週には2歳世代初めての重賞『函館2歳ステークス』が行われる。
まだまだ期待の良血馬や大物と言われる馬はこれから続々登場するが、新馬戦が始まって1ヶ月以上経った今の時点では牡馬相手に4馬身圧勝のブラーズダルム、函館1200メートルで5馬身差のレコードで制したモンファボリ、そして先週話題になったウリウリの初仔ジャカランダレーン……等牝馬の活躍が目立つ。また、牝馬の強い世代になるのか、それとも牡馬の大物が現れるのか……目を離せない季節になってきた。

7月4日 函館5レース 芝1200m
1 6 プロトサマニ 牝2 団野 1:11.3
2 5 ボイオートス 牡2 横山武 ハナ
3 2 ワールドクルーズ 牝2 丸山 クビ
7月4日 阪神5レース 芝1400m
1 10 ジャカランダレーン 牝2 福永 1:24.6
2 1 ジャンカズマ 牡2 川田 4馬身
3 12 アスカノミライ 牡2 鮫島克 クビ
今週一番目を引いた勝ち方をしたのはジャカランダレーン。ラブリーディ×ウリウリというお馴染みの馬の初年度産駒。一番良いタイミングでゲートを出ると、行く馬を行かせて5、6番手の内に折り合う。4コーナーにかけて外に持ち出し、直線は外から伸びてゴール200メートル前で先頭に並び掛ける。後は軽く4馬身突き放す快勝。センスが良く早くも重賞の声が出ている。

7月4日 阪神6レース ダ1200m
1 3 デュアリスト 牡2 北村友 1:11.9
2 8 ヨッシーフェイス 牡2 川須 3/4
3 5 メイショウヨシテル 牡2 松山 2馬身
7月4日 福島5レース 芝1200m
1 9 バイシクルキック 牡2 菅原 1:10.2
2 4 セイウンダイモス 牡2 田辺 3馬身
3 7 ギョベクリテペ 牝2 嶋田 クビ

7月4日 福島6レース ダ1150m
1 7 ミスズグランドオー 牡2 田辺 1:08.5
2 15 マイネルレスペト 牡2 柴田大 7馬身
3 14 トランザクト 牡2 武藤 アタマ
スタート反応良く飛び出して内枠の逃げ馬の外に並び掛けるミスズグランドオー。そのままの態勢で直線に入り鞭無しでぐんぐん伸びて、7馬身差を付けての圧勝。このレース振りならマイルくらいまでは大丈夫。次走のレースを観てみたい。

7月5日 函館5レース 芝1800m
1 5 アランデル 牡2 池添 1:52.4
2 1 アークライト 牡2 ルメール クビ
3 3 ライトニングホーク 牝2 丸山 3馬身1/2
7月5日 阪神5レース 芝1600m
1 1 ステラヴェローチェ 牡2 川田 1:36.4
2 4 グルーヴビート 牡2 北村友 クビ
3 12 イリマ 牝2 福永 4馬身
7月5日 福島5レース 芝1800m
1 14 タウゼントシェーン 牝2 戸崎 1:51.2
2 3 スワーヴエルメ 牡2 レーン 1/2
3 6 オーホンブリック 牡2 武豊 1馬身1/4
7月5日 福島6レース 芝1200m
1 6 マルス 牡2 木幡巧 1:11.8
2 4 ロンギングバース 牡2 石橋脩 クビ
3 5 ニューフィー 牝2 1馬身1/4
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