
昨日だけで西日本各地でだいぶ梅雨明けが発表された。まだ、大気不安定な所もありそうだが、この週末には更に梅雨明け発表が増えそうで、いよいよ夏本番。コロナウイルス感染で休校が続き夏休みが遅れて週末から夏休みに入る学校も多く、子供達にとってもやっと訪れた夏本番。
そして、それは私達競馬ファンにとっても想いは同じ。長かった梅雨でほとんど毎週のように続いた重馬場ともいよいよおさらば。更に、新潟競馬場では8月15日から県内居住者限定での観客を入れての開催を決定。コロナ感染拡大は心配だが、明るい一歩となれるか。

● クイーンステークス(GⅢ) 芝1800m
出走表
1 レッドアネモス 牝4 55 吉田隼
2 スカーレットカラー 牝5 56 岩田康
3 ナルハヤ 牝6 55 藤田
4 タガノアスワド 牝6 55 西村淳
5 アロハリリー 牝5 55 池添
6 カリビアンゴールド 牝6 55 藤岡康
7 コントラチェック 牝4 55 ルメール
8 フェアリーポルカ 牝4 56 和田竜
9 ビーチサンバ 牝4 55 福永
10 リープフラウミルヒ 牝5 55 丹内
11 モルフェオルフェ 牝5 55 柴田善
12 オールフォーラヴ 牝5 55 横山武
13 サムシングジャスト 牝4 55 武
14 シャドウディーヴァ 牝4 55 内田

勝つのはビーチサンバ。信じられない事にまだ1勝馬だが、新馬戦勝利の後は全て重賞出走で2歳から牝馬クラシックの王道を歩み、距離的に長過ぎたオークスと出遅れた前走ヴィクトリアマイル以外は全て見せ場を作ってきた。このメンバーでは格上で負けられない。
ダノンファンタジーとクビ差の接戦を演じたローズステークスと同距離の1800m。極上の切れ脚よりも先行して押し切るのがベストで、重い札幌の芝にも不安はない。ここが正に正念場。

2番手にはコントラチェックを推す。ここ2戦の大敗は気になるが、この馬の先行力は脅威。このところ少し冴えないルメールだが、「リラックスしたいい追いきり。トップコンディションになったし精神面も充実している」と手応え。思い切って逃げたらそのまま行ったきりという場面もあり得る。
2頭の56キロを背負う馬ではフェアリーポルカよりスカーレットカラーの方を買う。GⅠでは大敗したが、その他の重賞ではこのところ馬券圏内を外していない。有力馬が前で争う展開になったら一気に末脚を伸してくる。昨年のこのレース最速の上がりで2着と、コースにも不安はない。