今週の京都のメインはクラシックに向けて大事な始動戦『きさらぎ賞』
この時期の三歳戦は頭数が揃わない事も多く今年も10頭と寂しい登録数。
それでも、重賞で好勝負を演じた馬や人気に応えて新馬戦を快勝した馬など楽しみな馬もいるので注目の1800mになる。
● きさらぎ賞(GⅢ) 芝1800m
出走予定馬
アルジャンナ
ギベルティ
グランレイ
コルテジア
サイモンルモンド
サトノゴールド
ストーンリッジ
トゥルーヴィル
人気は東京スポーツ杯2歳Sで驚異的なレコードを出した『令和の怪物』コントレイルに5馬身ちぎられたとはいえ、自身も従来のレコードを上回る快走で、3着ラインベックに4馬身差を付けたアルジャンナ。
今の荒れた馬場はディープインパクト産駒には向いているとは思えないが、京都芝1800m(外回り)は得意なコースの上に、このレースで3番人気以内の産駒はここ5年間で2313の実績。昨年に続いて池江━川田コンビの制覇か。
続いて人気を集めそうなのは武豊騎乗のギベルディ。オルフェーヴル産駒の520台の雄大な馬体で2番枠から好スタート。道中2番手で進み、3コーナー手前から楽に先頭に立ってそのまま快勝。大型馬の割には好センス。ただ、2着、3着馬がその後勝ち上がれないのでレースレベルに疑問もあるが、成長力を見てみたい。
楽しみなのは朝日フューチュリティ(GⅠ)で14番人気ながら3着に食い込んだグランレイ。出遅れて4コーナー回っても後方2番手という絶望的な位置から大外一気に最速の脚で追い上げた。京都外回りでアルジャンナをしのぐ末脚が見られるか。
その他では5ヶ月以上になるが札幌2歳S2着のサトノゴールドの追い脚、出遅れながら二の脚ですぐに先行集団に付けて抜け出したストーンリッジまでか。
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