牡馬クラシック第一弾皐月賞のトライアルレース『弥生賞ディープインパクト記念』。今年からディープインパクトを顕彰して冠名が付けられたが、その名前通りにディープインパクト産駒の活躍が目立つレース。
今年はクラシック戦線の大本命とみられるコントレイルと、朝日杯フューチュリティステークスの勝ち馬サリオスの2強が皐月賞に直行するために、やや寂しいトライアル戦線になっているが、2強に迫る馬が現れるか見極める大事なレースになる。
● 弥生賞ディープインパクト記念(GⅡ) 芝2000m
出馬表
1 サトノフラッグ 牡3 56 武豊
2 エンデュミオン 牡3 56 田中勝
3 パンサラッサ 牡3 56 坂井
4 オーロアドーネ 牡3 56 三浦
5 ブラックホール 牡3 56 石川
6 ウインカーネリアン 牡3 56 ミナリク
7 メイショウボサツ 牡3 56 横山典
8 ワーケア 牡3 56 ルメール
9 アラタ 牡3 56 大野
10 オーソリティ 牡3 56 ヒューイット
11 ディヴィナシオン 牡3 56 内田
11頭立てだが、人気になりそうな馬はホープルプルSで既に最強と言われるコントレイルとは勝負付けが済んでいる気がする上に、その他の馬も実績面で劣るメンバーばかり。
その中で楽しみなのはサトノフラッグ。新馬戦は重馬場も影響したのか中団から流れ込むだけの競馬で6着。しかし、2戦目の未勝利では中団から直線外を一杯に追われる事もなく3馬身差の快勝。続く1勝クラスは好位から難なく抜け出してやはり上がり最速で3馬身差。全て2000mで中山も経験。ここで快勝出来るようなら、2強に挑戦状を叩き付ける存在になる。
実績ではワーケア。期待されたホープフルSはスタートの不利から後方からの競馬。直線追い込んだがコントレイルからは3馬身半差の3着。成長力に期待が持てるので、ここを勝ってコントレイルにリベンジするチャンスにしたい。
未知の魅力はオーロアドーネ。新馬戦を勝ったばかりだが好位の外から前の馬に並びかけて余裕を持って抜け出した。思い切って逃げれば面白い。
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