
さくらさくら弥生の空は見渡す限り……、この後は忘れたけど、こんな真っ青な空に桜が見頃となると週末は公園かどこかで仲間と車座になって、酒を酌み交わしたくなりますね。しかし、やはり止めておく事にしました。そもそも、今はどこの公園も『飲食を伴う会食はお止め下さい』という貼り紙があるそうです。
しかし、飲食を伴わない会食って意味ないですよね。という訳で、週末予定されていた花見の宴会は中止。もう、昨年から中止ばかり。マラソン大会、歓送迎会、海水浴、バーベキュー、忘年会……。ま、学生も運動会、修学旅行、卒業流行と中止になっているんだから大人も我慢しない訳にはいかないけど、せめて競馬だけは開催中止にならないのを祈るだけです。

● 高松宮記念(GⅠ) 芝1200m
出馬表
1 アウィルアウェイ 牝5 55 吉田隼
2 レッドアンシェル 牡7 57 池添
3 ライトオンキュー 牡6 57 横山典
4 モズスーパーフレア 牝6 55 松若
5 ダイメイフジ 牡7 57 菱田
6 ダノンファンタジー 牝5 55 藤岡佑
7 アストラエンブレム セ8 57 杉原
8 エイティーンガール 牝5 55 酒井
9 インディチャンプ 牡6 57 福永

10 ラウダシオン 牡4 57 デムーロ
11 カツジ 牡6 57 中井
12 セイウンコウセイ 牡8 57 幸
13 トゥラヴェスーラ 牡6 57 鮫島駿
14 ダノンスマッシユ 牡6 57 川田
15 マルターズディオサ 牝4 55 田辺
16 レシステンシア 牝4 55 浜中
17 サウンドキアラ 牝6 55 松山
18 ミッキーブリランテ 牡5 57 和田竜

芝1200mに18頭、まだ中京競馬場なら紛れは少ないかと思っていたが、レース当日の日曜日は朝から雨予報。稍重から重馬場になりそうで混戦模様に拍車がかかりそう。人気どころでは16番枠に入ったレシステンシアと、4歳で歴戦のスプリンターに挑むラウダシオンは消し。もちろん、3着以内のヒモには選ぶ可能性はあるし、馬場の悪化具合ではここで挙げた上位の馬も順位を変える場合もある。
本命には安定感からダノンスマツシユを推す。マイルからスプリント路線に変えてからは13戦7勝2着2回3着1回。着外は3回だけの好成績。重馬場で大敗はあるが稍重での実績はあるので必ずしも渋った馬場が苦手とは思えない。いずれにしても、当日の馬場の悪化状態には注意が必要か。香港帰りの3ヶ月半ぶりになるが、栗東坂路4 F 54秒1ー38秒9ー12秒0と順調。「課題と言えば雨ぐらいだが、年齢を重ねてパワーアップしたのでクリアして欲しい」と安田師。初の国内 G 1へはやはり馬場状態が鍵になりそう。

対抗にはモズスーパーフレア。もう、これ程分かりやすい馬はいないだろう。ほとんど芝1200m芝で馬番に関係なく逃げの一手。その点、直線の長い中京コースは不利で5戦して4回が着外。しかも、その内3回は大敗。しかし、1勝が昨年のこのレースで重馬場。最終追い切りは栗東坂路4F 49秒1を馬なりという破格のタイム。昨年の優勝時は16番だが、今年は4番。小細工なしの逃げで連覇を狙う。
3番手にはインディチャンプ。一昨年の春秋マイル王だが、香港マイル以外は1400mから1800mの距離で全て4着以内。スプリント戦は初めてだがモズスーパーフレアの逃げでペースは速め。「前走は太目だった。叩き良化型だし状態は今回の方が良い。直線の長いコースは合うと思う」と、音無師。中団からの鋭い差し脚で3つ目の GⅠ獲得なるか。