
何か、最近何でも変更になる事が増えてきた気がする。その端緒になったのが東京オリンピック。開会式に合わせて祝日が移動した上に、そのオリンピックまでがコロナウイルス感染拡大によって一年延期。そして、観客人数制限から無観客に……。職種にもよるだろうが、本来は毎週、毎日同じようなスケジュールで動く人が多いのではないだろうか。
それが働き方もコロナウイルス感染拡大によって、リモート、時差出勤など変更している人も増えている。毎日同じスケジュールで動く事が多かった身としては戸惑いが多かったが、最近は何かあっても「またか……」と諦めている自分に気付く。今年は競馬でも京都競馬場の工事によって、競走条件が変わっている。今週も『中京記念』なのに小倉の1800m。馬は分からないから関係ないんだろうか……。
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● 中京記念(GⅢ) 芝1800m
出馬表
1 ミスニューヨーク 牝4 52 加藤
2 ダノンチェイサー 牡5 56 岩田望
3 アンドラステ 牝5 54 川田
4 ドリームソルジャー 牡7 54 鮫島駿
5 ロータスランド 牝4 54 藤岡康
6 メイケイダイハード 牡6 55 酒井

7 アメリカズカップ 牡7 54 松若
8 カテドラル 牡5 56 福永
9 ボッケリーニ 牡5 57 浜中
10 ディアンドル 牝5 55 団野
11 クラヴェル 牝4 52 横山典
12 アバルラータ 牝7 52 西村淳

本命はカテドラル。ほとんどマイル専用馬みたいになっているが、デビュー戦は2000m、2戦目も1800mで連勝していて距離に不安はない。この馬の勝ち鞍全てをあげている福永が中京から小倉に変わったコースに合わせて、2歳時のような積極策でレースを運んで1着争いに割って入る。
栗東坂路4F53秒6-38秒5-12秒1を単走でマークした追い切り。「順調です。この時期は硬さがないのでいいんだと思います」と、夏場の強さをアピールした池添学師。初の小倉と、4つのコーナーは課題だが昨年の同厩舎のサラキアのように、小倉から羽ばたいて秋での飛躍を狙うためには負けられない一戦。

対抗にはボッケリーニ。距離は最適の1800mで得意の小倉コース。一歩一歩着実に力を付けて昨年末には中日新聞杯で初重賞ゲット。掲示板を外したのは一度だけという堅実派。栗東CW4F53秒6-38秒4-12秒0を馬なりで弾むように駆け抜けた追い切り。「状態は良さそう。小倉の1800mも問題ない。他の馬との斤量差がどうかだけ」と、地元の小倉で力が入る浜中に導かれて重賞2勝目なるか。
三番手には積極策のデイアンドル。スプリント路線から徐々に距離を伸ばして、前々走は同じ1800mで重賞制覇。小倉コースも1着、2着、3着と好相性。栗東坂路4F55秒3-39秒1-12秒2を馬なりで計時。「順調に調整出来ていて、今日もいい動きでした。春からしっかり走れるようになりました。心身が噛み合って充実期に入ってきたと思います」と、自信満々の奥村師。今年二つ目の重賞制覇で秋への飛躍を誓う。
