楽しむ競馬回収作戦・『今日の馬券』福島牝馬Ｓ、オアシスＳ他

騎手の勢力図が変わりつつある。１９９０年代から無双を誇った武豊が２０１０年以降衰えがみられると、安定した力を発揮してたきた福永祐一が台頭し、２回のリーディングジョッキーになる。その後、地方から移籍してきた戸崎圭太が３年連続リーディングトップに躍り出て、当分、同世代の２人の時代到来を思わせた。

しかし、２０１５年ルメール、デムーロ来襲で、その予感がガラリと変わる。２０１７年以降ルメールが５年連続リーディング独占。しかし、そのルメールが今年ブレーキ気味。海外遠征や新型コロナウイルス感染などで騎乗機会が減ったのも事実だが、それ以上に勝負強さに欠けている気がする。重賞は今年まだ未勝利でリーディング争いも４位と苦戦。巻き返しあるのか、今後注目したい。