
コロナウイルスが完全に終息したとは思えないけど、一気に減少したのは事実。もう、堂々と県外旅行に出掛けている人もいるし、イベントなどの入場者制限も緩和されている。ここ数週間の駅伝などを観ても沿道の観客は増えて、マスクしながらも声を張り上げて応援していたし、中にはマスク無しで声を張り上げる観衆も見られた。
さて、私事になるが市民マラソンは開催されるのだろうか。先週は金沢マラソンが沿道の声援を受けて嬉しそうに走るランナーの姿が見られた。昨年の春はコロナウイルス感染拡大の時期にぶつかって、寸前で中止になってしまった。参加費やホテルのキャンセル等で懐を痛めた。来年の参加案内が来たが、第6波でまた中止にならないか慎重に考えている。
● みやこステークス(GⅢ) ダ1800m
出馬表
1 アンセッドヴァウ セ4 56 池添
2 ロードゴラッソ 牡6 56 酒井
3 メイショウハリオ 牡4 56 浜中
4 ヴェンジェンス 牡8 56 幸
5 アナザートゥルース セ7 57 松山
6 ロードブレス 牡5 57 坂井
7 スワーヴアラミス 牡6 57 松田
8ニューモニュメント 牡5 56 藤岡康
9 オーヴェルニュ 牡5 58 和田竜
10 メイショウムラクモ 牡3 55 柴田善
11 クリンチャー 牡7 57 武
12 ラストマン 牡4 56 小牧
13 アシャカトブ 牡5 56 秋山真
14 エクスパートラン 牡6 56 藤懸
15 ダンビュライト セ7 57 松若
16 プリティ-チャンス 牝4 54 藤岡佑
本命は唯一の3歳馬メイショウムラクモ。古馬の一線級との対戦は初めてだが、55キロでも好勝負可能とみる。これまで、新馬戦以外はダートだが柴田善と抜群の相性で5戦4勝2着1回と、ほぼパーフェクト。1800の距離も申し分なく、ここで好勝負なら、今後のダート界を引っ張って行く存在になりそう。
美浦W5F68秒7ー39秒1ー11秒9を刻んだ最終追い切り。「横で見ていても息遣いが良かったし、力む感じもなかった。先週の時点で出来上がっていたから、今週はサラッとで十分。馬の気持ちを尊重して乗るのが得意な騎手。この馬は義臣さんにマッチしている」と小島良助手。前走最年長重賞制覇した馬で、また記録を塗り替えそうな勢い。

対抗にはスワーヴアラミス。この夏は函館で重賞を制覇するなど、北海道で3戦2勝2着1回と好調。以前は出遅れの多かった馬だが、このところのレースは好スタートからの先行策が板について安定感が増した。栗東坂路4F52秒5ー38秒4ー12秒6の追い切りに自ら跨がった松田は「調教の動きは良かったし、具合もいいです」と、6年ぶりの重賞制覇を果たした馬でもう一丁の雰囲気。
三番手には58キロを背負うオーヴェルニュ。今年は東海ステークスで初重賞制覇を果たすと、前々走の平安ステークスで2勝目と充実期を迎えて好調。フェブラリーステークスや帝王賞のGⅠでは跳ね返されたが、まだまだこれからの馬。栗東坂路4F55秒6ー38秒9ー12秒4の最終追い切りに、「感触は悪くないですよ。イメージ通りの追い切りが出来たと思います。阪神でも勝っているし、頑張って欲しい」と梅内師。GⅠに向けて大事な一戦。