
国会が閉会して7月の参院選に向けて走り出した。昨年の衆院選ほど盛り上がりはないが、衆議院の解散がない限りはこの後3年ぐらいは国政選挙がないので各党にとっては大事な選挙戦になる。テレビの党首討論を観ていると、やはり物価高と安全保障が争点になっている。今は野党がバラバラなので『ゆ党』と言われる勢力がフラフラして見苦しい。
気になったのは安全保障。自民党はウクライナ侵攻を利用して憲法改正と防衛費の倍増を目論んでいる。中国、北朝鮮を睨んで戦争も辞さないという方向になりつつある。しかし、この老人達は自分で命を懸ける訳ではない。最前線に立つ自衛隊員はどう考えているのだろうか。国を守る為とはいえ命を懸けて戦う意思はあるのだろうか……。
● ユニコーンステークス(GⅢ) ダ1600m
出馬表
1 ハセドン 牡3 56 横山典
2 セキフウ 牡3 56 デムーロ
3 コンバスチョン 牡3 56 田辺
4 テーオーステルス 牡3 56 団野
5 ペイシャエス 牡3 56 菅原明
6 ジュタロウ 牡3 56 武
7 リメイク 牡3 56 福永
8 ロードジャスティス 牡3 56 石川
9 スマートラプター 牡3 56 石橋
10 インダストリア 牡3 56 レーン
11 ヴァルツァーシャル 牡3 56 三浦
12 バトルクライ 牡3 56 戸崎
13 ティーガーデン 牡3 56 ルメール
14 ビヨンドザファザー 牡3 56 内田
15 タイセイディバイン 牡3 56 松若
楽しみなメンバーが揃ったが、上位数頭と下位では差がありそうで、固い決着になりそう。本命は目下3連勝中でオープン級2勝のリメイク。距離が全て1400メートルなので初めてのマイルに懸念の声もあるが、前走中団から余裕を持って抜け出した脚をみれば杞憂に終わりそう。スタートにも不安はないし、7番枠なら周囲を見ながらレースが出来るのも良い。
栗東坂路4F53秒6ー38秒3ー11秒9を馬なりの最終追い切り。「動きは抜群でしたね。騎乗した調教助手の方も、馬なりで楽に反応してくれたと話していました。調教をしっかり出来ているし、体調は万全です」と順調さをアピールする新谷師。東京マイルは合っていると思うし、1ハロン延びても騎手とのコンタクトが取れているので心配はないという。初の重賞挑戦を制して3歳ダートナンバーワンを証明するのか。

対抗には前走1勝クラスながらも勝ち時計が秀逸だったジュタロウ。確かに、1分34秒8は優秀なタイムだが当日が重馬場であった事や、一線級との対戦がない点、更に前々走の大敗も考えるとまだ信頼感はない。栗東坂路4F52秒8ー37秒3ー12秒4の最終追い。「今日は終いもそこまで伸ばさなかったけど動きは良い。前走、結果を出せた事で付き合い方が分かってきた。今回も同じパターンで臨むつもり」と河内師。本当に良くなるのは古馬になってからと、伸び代を期待している。ここでどんなレースを見せてくれるのか注目してみたい。
三番手にはインダストリアを推したい。これまでの5戦は全て芝で、2歳時にはジュニアCを制して前走はNHKマイルCでも5着と健闘。芝で上を目指した方がいいと思うが果敢に二刀流に挑戦。美浦南W5F66秒5ー37秒4ー11秒5を馬なりの追い切り。「先週、併せたので単走で。コーナーで逆手前になったがラストはいい伸び。体的にもパワフルで、動きも力強いのでダートもこなせると思う」と期待の宮田師。いきなり、ダートの好メンバー相手に通用するのか不安もあるが、ゴール前アッというシーンが見られるか。